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Actix Web
Actix-Web 日本語チュートリアル
カニさん
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July 12, 2022
1

見出し

01
Hello, World!
02
リクエストハンドラ
Actix-Web 日本語チュートリアル

Hello, World!

rustup updateを実行して、Rust の最新バージョンを利用可。 ※本チュートリアルでは、Rust 1.54 以降を使用していることを前提にしています。

まず、バイナリベースの新しい Cargo プロジェクトを作成し、新しいディレクトリに移動します。

cargo new hello-world
cd hello-world

Cargo.toml ファイルに以下を追加して、actix-web をプロジェクトの依存関係として追加します。

[dependencies]
actix-web = "4"

リクエストハンドラ

リクエストハンドラは、ゼロ個以上のパラメータを受け取る非同期関数を使用します。これらのパラメータは、リクエストから抽出され(FromRequest)、HttpResponse に変換可能な型を返します(Responder)。

use actix_web::{get, post, web, App, HttpResponse, HttpServer, Responder};

#[get("/")]
async fn hello() -> impl Responder {
    HttpResponse::Ok().body("Hello world!")
}

#[post("/echo")]
async fn echo(req_body: String) -> impl Responder {
    HttpResponse::Ok().body(req_body)
}

async fn manual_hello() -> impl Responder {
    HttpResponse::Ok().body("Hey there!")
}

これらのハンドラのいくつかは、組み込みのマクロを使用して直接ルーティング情報を付加していることに注意してください。これらは、ハンドラが応答すべきメソッドとパスを指定するためのものです。

次に、App のインスタンスを作成し、リクエストハンドラを登録します。ルーティングマクロを使うハンドラには App::service を、手動でルーティングするハンドラには App::route を使用し、パスとメソッドを宣言します。最後に、アプリは HttpServer 内で起動され、アプリを「アプリケーションファクトリ」として使用して、入ってくるリクエストに対応します。

#[actix_web::main]
async fn main() -> std::io::Result<()> {
    HttpServer::new(|| {
        App::new()
            .service(hello)
            .service(echo)
            .route("/hey", web::get().to(manual_hello))
    })
    .bind(("127.0.0.1", 8080))?
    .run()
    .await
}

以上です。

cargo run でコンパイル&実行します。

[actix_web::main] マクロは、actix ランタイム内で非同期 main 関数を実行します。

http://127.0.0.1:8080/ もしくはリクエストハンドラで定義した他のルートにアクセスして、結果を確認することができます。

Actix-web 非公式日本語ドキュメント


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